マルメロのふりをした果実

"Fake it till you make it."

8月9月の映画

8月、初めて自分の意思で映画館に行きました。
今日はこれを聴きながらどうぞ。

 


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(8月)
『都会のトム&ソーヤ』
小学生の頃から、はやみねかおる先生の原作小説のファン。(以前このブログで同じ作者の、違うテイストの本を紹介したことがあります。)
いくつになっても、いつの時代でも、ワクワクすることはできる、そう思わせてくれる。
映画館に見に行ったけれど、観客はまばらで。それにしても誰が見るん? 原作ファンとスターダストプロモーションファンだけでは? と思いつつ……原作ファンとして感慨深くなりながら楽しんだ。ロビーのどこにもフライヤー置いてなかったから、係員さんに声をかけていただいてしまった。
城桧吏くんは「普通の中学生」を演じつつ、さすがの主人公感だった。中川大志さんはサングラスかけててもかっこ良さ伝わってきてびっくりした。はやみね先生かカメオ出演してることは、あとから知って、全く気づけなかった……。
Abemaには、より原作に近いストーリーのドラマ、キャラクター&キャスト紹介や特別映像もあって、無料で観られるので、ぜひ!


フォレストガンプ
「Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.(人生はチョコレートの箱のようなもの。 開けてみないと分からない。)」
誕生日に頂いたチョコレートの箱に書いてあった言葉。これは本作を観なくてはと思った。
1枚の羽根が舞い落ちる場面の撮影にはすごくお金がかかっているらしい。


『24』
Season 6, Season 1
ジャックバウアーだ🔫」
おもしろすぎる。
“1日=24時間に起こった事件を、1話60分の24話構成で描くリアルタイム・サスペンス・アクション”。
まちがえてSeason 6から見始めちゃったけど十分楽しめた。1より引き伸ばしてる感じが減っててより引き込まれたのかも。



(9月)
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
どんでん返し感はロマンス編のほうがあったけど、物語性は今回のほうが強かった。
シンガポールなつかしい! クアラルンプールいきたい! 


溺れるナイフ
大森靖子の曲が使われている、長いミュージックビデオを観ているみたい、ということはきいていて、いつか観ようとは思っていた作品。
原作知らないので、めちゃくちゃ楽しめた。音楽と映像が綺麗だった。映画としてはそれだけじゃなくて物語もよくないと評価はよくないんだろうけど。展開が早くても、長いミュージックビデオの感覚だと気にならなくなる。コウ、夏芽、大友、カナちゃん、それぞれのキャラや演技も良かった。キラキラな青春とエグみのある青春。最後はスピリチュアルすぎてちょっとおいてかれてしまった。
これと同じで菅田将暉&小松菜奈がW主演の映画『糸』も観てみたい。


モテキ
中学生くらいのときに深夜にドラマやってた記憶。あのときのサブカルってかんじ。
音楽ニュースサイト風のエンドロールが良かった。
長澤まさみの顔さすがに覚えた。


『フォーカス』
「信じてもらうことは騙すことより難しい」
ミスディレクションとスリで有名なTEDスピーカー、アポロロビンス監修。
軽快、おしゃれ。サムネの雰囲気より面白い。
コンフィデンスマンJP好きな人にはハマると思う。

45:50 「Once the Bellagio put Bill Gates out of the high-roller's suite, cause Liyuan was flying in. ベガスのカジノでもVIP扱いさ」


アニメ『けいおん!』『けいおん!!』映画『けいおん!
軽音部なら見ておかないと。日常系だけど、軽音部の人全員曲聴いたことあるくらい有名なのすごい。ふわふわ時間とかコピーしていたのが懐かしい。


『Mr. & Mrs. Smith』
夫婦の正体は競合他社の組織の元で活動している暗殺のプロ。ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーが演じるから意味がある。
欧米でいうスミスさんは日本でいう佐藤さんみたいなもん、って受験期に教わったっけ。

8:00「浮わついた心が消えて、本当の絆ができるまで待つべきだ。」


帰ってきたヒトラー
セミドキュメンタリーという形式が面白い。ドイツの街の人々のリアルな反応が見られる。ブラックコメディー。


『dele』
スタイリッシュなドラマ。数年前、旅行先で深夜テレビをつけたらやっていて、見入ってしまったもの。30分ドラマだけど間延びしたところがなくて毎回見応えあるし、初回から伏線がちりばめられていておもしろい。山田孝之&菅田将暉

「仔猫?」「うん」「なんだって?」「ニャーニャー言ってる」


『スラムドッグ$ミリオネア』
タイトルと設定は聞いたことがあった。想定以上にシリアスかつロマンチック。イギリス映画だけど、インドのスラムの様子がしっかり描かれている。最初の方の糞尿まみれになりながらスターに会いに行く主人公と、別の行動をとる兄との対比が度々思い返される。撮影にはピーナッツバターとチョコレートが使われていて、現場はめちゃくちゃ良い香りに包まれていたらしい。
エンドロールは“Directed by”で始まって、急なボリウッドダンス笑。
良い映画だった。


英国王のスピーチ
STと国王の友情の物語。治療って技術だけじゃなくて信頼とか心の理解とかも大切なんだね。


『何者』
中田ヤスタカの『NANIMONO』を聴いていて、それが主題歌になっている映画があるというのでいつか観ようと思っていたもの。菅田将暉山田孝之でてた。原作は朝井リョウらしい。
曲は爽やかだったけど、映画は重かった。
就活、演劇、SNS。自分は何者で、何者になろうとしていて、何者になれるのか。

 

 

私が好きなトラックメイカーのリミックスバージョンも置いておきます。


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