マルメロのふりをした果実

"Fake it till you make it."

2月3月の映画

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2月

『パプリカ』
監督·今敏、原作·筒井康隆、音楽·平沢進。出演·さすがに私でもきいたことある声優の方々。夢と現実の交差系ストーリー。気味悪くて、でも心地よい、混沌。見終わったあとの自分も夢を観ていたような感覚になれる。曲から入ったけど、原作も読んでみたくなった。この作品も何度でも観たい。
オセアニアじゃあ常識なんだよ」


コンスタンティン
マトリックスの余韻でキアヌ·リーブスが見たくて観た。天界、人間界、地獄があって悪魔とか天使とかでてくるファンタジー映画。キリスト教の宗教観強め。想像をそのまま実写にしたみたいなCGとか小道具は見応えがある。宗教を踏まえた人(または神、天使)としての生き方とか考えられたら深いかもしれない(し、もしくは思想とストーリーが合ってなくて観れないかもしれない)。でも、日本人にはそこまで求めてないだろうし、厨二的なかっこよさを楽しめたら良い映画なんだと思う。私としては高評価の割には、って感じだった。


『相棒』劇場版Ⅱ
官房長はいちばんいいキャラだったなあ。
17:52杉下 あのカメラは僕の私物ですので、後程。中園 ゴミ箱へ放り込んでやる、あとで夢の島へでも探しにいけ。
53:00官房長 僕だってほら、今日は皿をもどしてないし。杉下それは成長ではなく、ただの常識です。
1:48:00官房長 正義なんて立ち位置で変わるもんでしょ。まさか、絶対的な正義がこの世にあるなんて思ってる?
1:49:49杉下 官房長


『相棒』 劇場版Ⅲ
28:25 杉下細かいことが気になってしまう、僕の悪い癖 (瞬間うつむいてだんだん顔をあげるて言い終わったときに顔を上げて呆れてるカイトくん)
1:11:00 相棒の劇判けっこう好きなんだけど、これはもうミッションインポッシブルじゃん


鍵泥棒のメソッド』 
コメディ/サスペンス
昔テレビでやってるのをワンシーンだけ見ておもしろそうだったからいつか見ようと思ってた作品。
映像が良い、演技が良い。
半沢直樹のお二人がメインキャスト。森口瑤子さん見たことあるなあと思ったら相棒の女将さんだった。
見処
34:06-07 彼は/自分は何者なんだろ ってかんじの描写良い
56:40 の場面の切り替わり
1時間半から怒涛の展開
なんか部屋でのカメラワーク好きだった
1:58:14の場面


宮廷女官チャングムの誓い
知的な女性のサクセスストーリー。
宮廷女官! 料理人! 医女! 漢方!
唯一結構ちゃんとみた韓国ドラマ! 小学校低学年のころ! すでに薬剤師は考えてた頃な気がする!
味覚障害亜鉛、はチャングムで習った! 

薬屋のひとりごと』も漫画だけじゃたりなくてなろうで小説まで全部読んだくらいだったから、宮廷女官薬師系(?)好きなんだなあと思う
1話-4話 幼少期 背景として絶対見るべき
5話 名言「柿でございます」 次回、成人編
10話 成長してる~~
15話 競合スタート
20話 まだ競合続いてた
   冬虫夏草インパクトあったなあ
25話 突然感動重要シーンから始まった……見るべき
27話 重要シーンあるはずなので最後に戻って見た。
28話 済州島編開始。戻って見た。
30話 医女への道スタート
   虚実とか血気水とか習ったあとだとちょっと面白い
   済州島に旅行に行ったときに見た景色ある気がする。
35話 全員また1段階は出世して再会 医女@宮廷編ってかんじ
40話 疫学調査。疫病は民衆の気をおかしくさせるみたい。どこもかしこも敵ばかりだな。
45話 金匱要略! 中医学の授業で習ったやつ~!
48話 最終話まで見たあとに戻って見るくらいには超重要話。集約しすぎだよってくらい重要。
50話 女性の仕事が地位として認められるむて難しいよねえ
53話 え、王、そうだったの? それなら話は変わってくる。
54話 最終話 


『ANNIE (2015)』
名作ミュージカルの映画。小学校で1982年版の映画を見た覚えがある。
キャメロン・ディアスが相変わらず美人だし、変顔おもいきってて良い。
映画のなかで魚人のキャラクターがサカナって呼ばれてて、こんなとこで日本語使われるの!? ってなった笑


『ピザ!』
インド映画。コメディ/ドラマ。
スラムに住む兄弟が何とかしてあこがれのピザにありつこうとする物語。貧富の差が描かれているんだけど、何が屈辱で、何を当然としているか、富める側と貧しい側の意識の差が印象的だった。家族愛とか映画スターとか、ワイロとか宗教感とかインドだなあってかんじ。ペットボトルの飲み方が噂に聞いていた「インド飲み」で感動した(雑菌の繁殖を防ぐために、ペットボトルを口から離して注ぐように飲む)。おばあちゃんがドーサでピザを再現してるシーンめちゃくちゃいい。
90分、テーマは難しいけれど兄弟が明るいのでサックリ見られる。

この作品の「この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています」のなかに『迷子の警察音楽隊 The Band's Visit 』を発見して懐かしい気持ちになった。イスラエル/フランス/アメリカ製作の素朴な映画。


マイ・インターン
歳の離れた男女の友情の物語。イントロダクションから、音楽が良い。というか全部の音楽のセンスが良い。幸せを感じられる映画!
アン・ハサウェイロバート・デ・ニーロの顔やっと一致した。
「音楽家の引退は 自分の中に音楽が消えた時。私の中には まだ音楽があります」
「ハンカチは貸すためにある」

3月

『カノジョは嘘を愛しすぎている』
少女漫画が原作らしい。登場人物はサウンドクリエイター、歌手、バンドマンとか音楽関係なんだけど、話の流れのなかで決め手になるときだけ曲が使われているのが良い。
音楽のストリーミングサービスが当たり前になりつつある時代に、CDショップに行ったり、CDとヘッドフォンで音楽を聞いたりするシーンが印象的。
たまたまだけど、最近話題になった歌手/女優さんがこの映画のオーディションで受かってデビューしたらしい。吉沢亮さん若すぎてびっくりした。相変わらず顔が良い、が、正直印象薄くて、今みたいな人気を得たのって努力なのかと思うとすごい。三浦翔平さんの顔と名前が一致した、襟足が世代ドンピシャすぎて良い。


アニメ『その着せ替え人形は恋をする』
漫画を前にちょっと読んだことがあって、アニメ化してたんだ~と思いながら見た。オタクな自分をそのまま好きになってもらいたいっていう欲求を満たすのがうますぎるアニメだった。というか商業ってそういうものなのかも。


あとはみなきゃいけないe-learning を20時間分くらい見ました