マルメロのふりをした果実

"Fake it till you make it."

10月11月の映画

今回の音楽


www.youtube.com

最強のふたり』ダンスシーンの曲

 

10月


カイジ2
デスゲームそのものじゃなくて登場人物の関係性や心理にフォーカスしていて続編として良い構成。チンチロのシーン有名だからもっとあると思ってたら一瞬で終わった笑

彼女がその名を知らない鳥たちを観る』
蒼井優阿部サダヲのコテコテ演技。おいでやす小田さん一瞬と一言で出てたなあ。2017年だからまだ爆売れはしてないくらいか。
思い出ミステリー。好きな人が忘れられない女は、好きでもない男と暮らし、忘れられないまま別の男を好きになっていく。それでも二人が一緒に暮らしているのはなぜか。
原作は幻冬舎出版の小説らしい。実写だとえぐいというか余計に見えてしまった描写も小説だったらちょうど良いものだったのだろうな。

『護られなかった者たちへ』
生活保護の欠陥に迫る社会派ミステリ」。震災から10年経って復興したかのようにみられた町で起きた連続殺人。被害者は皆有力者。犯人は誰か、目的は何か。
ミステリとしては微妙だけど、社会問題とか難しそうって人でも観やすいつくりになってる。
恨みたくてもその対象は悪とは言えないのかもしれない。
渋い阿部寛が観られます。
私も仕事しながら、医療費の支払い0円はでも、領収書くらいせめて持ち帰って自分で処分してもらいたいなあと思うことはあるなあ。

『記憶にございません!』
三谷幸喜監督コメディー。支持率最低の総理が記憶を失って人柄が良くなっちゃう話。

『きっとうまくいく』(原題: 3 Idiots)
あらすじ。インドのコメディドラマ映画。名門大学でエンジニアリングを学ぶ3人の友人のうち、卒業して連絡がとれなくなってしまった1人を探しにいくところから物語は始まる。ボリウットとしてちゃんとミュージカル風に歌って踊ってくれる。面白いのに格差、競争、教育制度、自殺、幸福追求まで切り込むのもインドだなあ。170分、満足度の高い良い映画だった。心は臆病だから麻痺させる必要がある。困難が発生したときにこれを唱えると、困難が去る? 唱えると、無視する勇気がでる。Aal Izz Wel.

最強のふたり』(原題: Intouchables)
静的な描写が多い、フランス映画。富豪で四肢麻痺の男性と、彼の介護をすることになったスラム出身の若者との思いがけない友情を描いた物語。実話がもとになっていて、エンドロールではふたりの現在も語られる。人は色々な立場やバックグラウンドを抱えているけれど、それを超えた交わりが人間関係にはあるよね。素敵な映画でした。


11月


シャッター アイランド』(原題: Shutter Island)
小説原作ミステリー。孤島の犯罪者専用精神病院で、行方不明になった患者の事件捜査を行うにつれて明らかになっていく病院の真実。
レオナルド·ディカプリオ主演。
幻想シーンが美しくて恐ろしい。インセプションを思い出しちゃった。それよりずっと暗くて怖いけど。
ここまで設定を言ってしまっているのに評価が高いのはやはり映像としての魅せ方とオチの一捻りがうまいからなんだろうなあ。目線と言葉とふるまいがうまい。
違和感を大切に、現実と幻想が入り交じっても気付けるように。

*

なぜか更新の区切れが偶数月だと勘違いし、すっかり更新が遅くなってしまいました。勘違いしたにしても遅すぎるか。

8月9月の映画

今回の音楽


www.youtube.com

坂道のアポロンの中で一番演奏されてた曲。

8月

インサイド・マン
銀行強盗系クライムサスペンス。アクションシーンは全然なくて、心理戦がメイン。途中で取り調べの場面が挟まれるので考察しがいはあるかもしれない。オチは視聴者に任せる系なので、考察して自分なりのストーリーを産み出さないと面白くないかも。

インターンシップ
中年二人がGoogleインターンシップに参加する、コメディサクセスストーリー。おじさんの青春ってかんじ。Google全面協力だから、実際の本社が撮影に使われてるし、スタッフロールにGoogle検索とかGoogleドキュメントとかのGoogleのサービスが使われていて楽しい。気軽に観れた。

ショーシャンクの空に
後回しにしていた、名作。希望の映画。断片的に映像やキーワードは目に耳にしたことがあったけれど、どういうストーリーかは知らなかった。確実に心をつかみにきているんだけど商業的でない脚本、キャスティング、演技、いろいろとバランスがいい、という印象。観て良かった。

 

9月

最高の人生の見つけ方』(The Bucket List)
ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン出演。全く別の人生を歩んできた二人が同じ病室になったことをきっかけにバケツリストを叶えていく物語。お金も大事だし、家族や友達も大事。お金がなきゃ叶えられないものが多いのがちょっと現実的。2007年の映画だけど、この頃から、病室に感染を持ち込むのはお見舞いお見舞い客だという概念はあったんだね。

『ステキな金縛り』
殺された人が裁判席に立つ異例裁判コメディー。タイトル通りのステキさで最後泣いちゃった。
高校生のころ週5で金縛りにあっていたんだけど、私は見たことないというか見れないのかもしれない。金縛りの時に見えている景色は大抵の場合、目をつぶる前最後に見た景色の再現だから、現実的かつ幻覚を見やすいって聞いたことがある。

THE 有頂天ホテル
キャストが豪華。

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
宮藤官九郎監督作品のコメディー。地獄でロック! 輪廻転生を成功させよう! 神木隆之介さんが顔で弾いてるとこも、長瀬智也さんのギターや桐谷健太さんのドラムも観られるよ。清野菜名さんベースかと思ったらちゃんとアクションもあった。あと普通にミュージシャンが地獄で演奏してる。地獄に落ちたときのために演奏技術高めておこうかな。

坂道のアポロン
アニメめちゃくちゃ好きだったなあ。ジャズと青春。さすがに人間関係フォーカスぎみだけど、音楽の絆や情熱は伝わってきた。実写化の成功例なんじゃないかな。トランペットも含めて演奏の吹替なしってすごい。
ぜひアニメ版も観てください。サントラも全部良いから。

カイジ
藤原竜也の濃い演技がみたくて観た。勝負シーンで流れる曲『End Title』でなぜか青空の下船に乗ってる様子やドローンで撮った絶景が思い浮かぶと思ったら、新しいカギのバカイジ旅で使われてるからだ……。音楽まで本家の使ってたんだという発見。この知名度の映画なら観たことある人も多いだろうし、今までみんなバラエティ番組みながらカイジの勝負シーンが脳裏に浮かんでいたのかと思うと……完全に見方が変わりました。「ざわ…ざわ…」はなんとなくネットのネタで観たことあったし、バカイジ旅でも使われてたけど、映画内で演者の発声じゃなくて本当に音楽として使われていて笑っちゃった。
劇伴、サントラって2分とかで場面にあわせた曲が作られることが多いと思うけど、これはしっかり4分半あるから1曲のなかで展開があるから、音楽のクライマックスの部分だけじゃなくて、中盤の緊張感あるところや序盤の壮大なところをそれぞれ別のシーンで使うことができるんだなあ。映画の続編でも使われるってもう名曲じゃん。歌詞のある主題歌より
映画じゃなくて曲のレビューやん。

 

観た映画の記録を始めてから1年半、やっとタイムリーな更新が身についてきました。

6月7月の映画

今回の音楽

www.youtube.com

6月

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
シリーズ2作目。1作目は内容覚えてないけど見たことはある。
音楽をやりたくなる音楽だなあ。
河童って英語でもKappaなんだ。
異世界に移った瞬間の、ここはこういう場所ですよ~って設定を披露する描写好き。

7月

『バケモノの子』
あったかい気持ちになりたくて観た。渋谷だね。「親子」の愛だね。
前半が特にあったかい。
「バケモノの子」というキーワードは主人公が闘うときの1度しか使われてないとか、師匠を名前で呼んだことが一度もないのとかは解釈のしがいがあると思う。
想定しうる最悪の展開になったときに猪王山が「最悪だあ」って言うのわらっちゃった。
インタビュー記事で、猿のバケモノ役の大泉洋さんと豚のバケモノ役リリー・フランキーさんは顔が似ているからという理由で声優に起用されたとあとから知って、たしかになとなった。
アニメ映画だと『時をかける少女』『サマーウォーズ』が何度観ても好きで、どちらも細田守監督作品だけど、それ以降の作品に対しては特にファンでもないのはなんでだろうね。

映画をちゃんと見る体力気力がなくなってきてるなあ。
6月は毎晩、腹筋しながら歯磨きしながら英語と中国語の言語学習アプリをやるっていうのが習慣化できていて健康的でした。7月は……8月で再開します。

4月5月の映画

今回の音楽はこちら

www.youtube.com

Caravan

4月

『ザ·ハッスル』
コンフィデンスマンJPが好きなら見るべき。主演はアン・ハサウェイレベル・ウィルソン(“How to Be Single”で見かけて印象的だった)。どんでん返しコメディ。下品な色仕掛けはペニー(レベル・ウィルソン)に任せて、ジョセフィーヌアン・ハサウェイ)は賢さや持ち前の美貌でやっていったほうがいいと思うんだけどなー。
原作は『ペテン師とサギ師/だまさへてリビエラ


ドラマ『NY ガールズ・ダイアリー -大胆不敵な私たち-』The bold diary S1E1-10
女性ファッション誌の編集部が舞台なだけあって、コーデを見るのが楽しい。ウェブマガジンとかSNSとか現代的。女性的なテーマが多いかも。仕事も恋も人生山あり谷あり、でも友情は不滅! 大胆に生きていこう! ってドラマ。
bold:大胆な
you missed us ダサくなった(フリーランスからファッション誌に戻ったときにかけられた言葉)
like poker player なにか隠してるでしょ
買い物代行「薬剤師から副作用の説明があります。『吐き気を伴います』」

5月

『セッション』 whiplash
ドラマーとして名を残すことを目指す少年とスパルタ教師との関係を描いた名作。演奏を通して生まれる対立と理解。展開の説明は少なくて表情で物語が進んでいく。
私はハッピーエンドではないと思っている。
この映画で教師役だったJ.K.シモンズは『ラ・ラ・ランド』で、ライアン・ゴズリング演じるセバスチャンが働いていたレストランのオーナーとして登場していて、『セッション』で音楽界から干されたフレッチャーがレストランを開業し、もう二度とジャズなんぞ聴きたくないという理由でセバスチャンにクリスマスソングを弾かせていたのだという、裏設定があるらしい。
楽器はいろいろやってきたけど、指揮者だけは手を出したくない領域だな。
whiplash:むち打ち。ドラマーの職業病。


『太陽の下で -真実の北朝鮮-』
ドキュメンタリーってかいてあるけど、セミドキュメンタリーというか、「現地で映画を撮影したらこう」っていう映像。検閲入ってるらしいけど、隠し撮りの映像なんてよく入れられたな。最初はなにを見せられているんだろうという感じだけど、そのおかげで最後のメイキングインタビューをより現実的に見ることができる。映画とか物語みたいな世界が本当にあるんだろうなと思う。映像に映ってるのは都市部の比較的裕福な層の人たちだけど、貧困層はどれ程のものなんだろう。10年くらい前に川の対岸から北朝鮮を見たことがあるけどれ、木が伐り尽くされて緑の少なくなった山や建設途中でお金と人手が足りなくなって放置されている建物が印象的だった。中にいればそれが普通で幸せも多いのかな。


『ワタシが私を見つけるまで』How to Be Single
昔ニューヨークに行った帰りの飛行機で観た映画。ニューヨークの街並みたくさん映るし、ちょうどセント・パトリックデーの時期だったから緑一色のシーンもあって楽しめた。
ブコメなんだけど、シングルでいる時間をどう過ごすかがフォーカスされている。どうやって楽しく過ごすか、だったらもっと良かったけどね。4人の女性それぞれの物語ってよりは、いろんな登場人物の元恋人とかワンナイトとかマッチングアプリとか死別とか婚約とか妊娠とか、姉妹とか友人とか含めての「シングル」ってこと。
この前の『ザ·ハッスル』もそうだけどレベル·ウィルソンがいい役してる。主人公のダコタ·ジョンソンがとてもキュート。


『素晴らしきかな、人生』Collateral Beauty
ロマンス/ドラマ。主演ウィル・スミス。
軽めに観た。
Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream.


『ものすごくうるさくてありえないほど近い』Extremely Loud & Incredibly Close
ドラマ/ミステリー。9.11で亡くした父親の残した鍵の意味を探して冒険に出た少年
とそれを通して関わった人々との物語。彼の性質もこの映画の鍵かも。

あとはアニメ『SPY×FAMILY』毎週見てる。原作の漫画は連載開始したときから読んでたから、復習みたいなかんじで。

初👏記事と現実との時差が埋まりました👏

2月3月の映画

今回の音楽はこちら

www.youtube.com

2月

『パプリカ』
監督·今敏、原作·筒井康隆、音楽·平沢進。出演·さすがに私でもきいたことある声優の方々。夢と現実の交差系ストーリー。気味悪くて、でも心地よい、混沌。見終わったあとの自分も夢を観ていたような感覚になれる。曲から入ったけど、原作も読んでみたくなった。この作品も何度でも観たい。
オセアニアじゃあ常識なんだよ」


コンスタンティン
マトリックスの余韻でキアヌ·リーブスが見たくて観た。天界、人間界、地獄があって悪魔とか天使とかでてくるファンタジー映画。キリスト教の宗教観強め。想像をそのまま実写にしたみたいなCGとか小道具は見応えがある。宗教を踏まえた人(または神、天使)としての生き方とか考えられたら深いかもしれない(し、もしくは思想とストーリーが合ってなくて観れないかもしれない)。でも、日本人にはそこまで求めてないだろうし、厨二的なかっこよさを楽しめたら良い映画なんだと思う。私としては高評価の割には、って感じだった。


『相棒』劇場版Ⅱ
官房長はいちばんいいキャラだったなあ。
17:52杉下 あのカメラは僕の私物ですので、後程。中園 ゴミ箱へ放り込んでやる、あとで夢の島へでも探しにいけ。
53:00官房長 僕だってほら、今日は皿をもどしてないし。杉下それは成長ではなく、ただの常識です。
1:48:00官房長 正義なんて立ち位置で変わるもんでしょ。まさか、絶対的な正義がこの世にあるなんて思ってる?
1:49:49杉下 官房長


『相棒』 劇場版Ⅲ
28:25 杉下細かいことが気になってしまう、僕の悪い癖 (瞬間うつむいてだんだん顔をあげるて言い終わったときに顔を上げて呆れてるカイトくん)
1:11:00 相棒の劇判けっこう好きなんだけど、これはもうミッションインポッシブルじゃん


鍵泥棒のメソッド』 
コメディ/サスペンス
昔テレビでやってるのをワンシーンだけ見ておもしろそうだったからいつか見ようと思ってた作品。
映像が良い、演技が良い。
半沢直樹のお二人がメインキャスト。森口瑤子さん見たことあるなあと思ったら相棒の女将さんだった。
見処
34:06-07 彼は/自分は何者なんだろ ってかんじの描写良い
56:40 の場面の切り替わり
1時間半から怒涛の展開
なんか部屋でのカメラワーク好きだった
1:58:14の場面


宮廷女官チャングムの誓い
知的な女性のサクセスストーリー。
宮廷女官! 料理人! 医女! 漢方!
唯一結構ちゃんとみた韓国ドラマ! 小学校低学年のころ! すでに薬剤師は考えてた頃な気がする!
味覚障害亜鉛、はチャングムで習った! 

薬屋のひとりごと』も漫画だけじゃたりなくてなろうで小説まで全部読んだくらいだったから、宮廷女官薬師系(?)好きなんだなあと思う
1話-4話 幼少期 背景として絶対見るべき
5話 名言「柿でございます」 次回、成人編
10話 成長してる~~
15話 競合スタート
20話 まだ競合続いてた
   冬虫夏草インパクトあったなあ
25話 突然感動重要シーンから始まった……見るべき
27話 重要シーンあるはずなので最後に戻って見た。
28話 済州島編開始。戻って見た。
30話 医女への道スタート
   虚実とか血気水とか習ったあとだとちょっと面白い
   済州島に旅行に行ったときに見た景色ある気がする。
35話 全員また1段階は出世して再会 医女@宮廷編ってかんじ
40話 疫学調査。疫病は民衆の気をおかしくさせるみたい。どこもかしこも敵ばかりだな。
45話 金匱要略! 中医学の授業で習ったやつ~!
48話 最終話まで見たあとに戻って見るくらいには超重要話。集約しすぎだよってくらい重要。
50話 女性の仕事が地位として認められるむて難しいよねえ
53話 え、王、そうだったの? それなら話は変わってくる。
54話 最終話 


『ANNIE (2015)』
名作ミュージカルの映画。小学校で1982年版の映画を見た覚えがある。
キャメロン・ディアスが相変わらず美人だし、変顔おもいきってて良い。
映画のなかで魚人のキャラクターがサカナって呼ばれてて、こんなとこで日本語使われるの!? ってなった笑


『ピザ!』
インド映画。コメディ/ドラマ。
スラムに住む兄弟が何とかしてあこがれのピザにありつこうとする物語。貧富の差が描かれているんだけど、何が屈辱で、何を当然としているか、富める側と貧しい側の意識の差が印象的だった。家族愛とか映画スターとか、ワイロとか宗教感とかインドだなあってかんじ。ペットボトルの飲み方が噂に聞いていた「インド飲み」で感動した(雑菌の繁殖を防ぐために、ペットボトルを口から離して注ぐように飲む)。おばあちゃんがドーサでピザを再現してるシーンめちゃくちゃいい。
90分、テーマは難しいけれど兄弟が明るいのでサックリ見られる。

この作品の「この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています」のなかに『迷子の警察音楽隊 The Band's Visit 』を発見して懐かしい気持ちになった。イスラエル/フランス/アメリカ製作の素朴な映画。


マイ・インターン
歳の離れた男女の友情の物語。イントロダクションから、音楽が良い。というか全部の音楽のセンスが良い。幸せを感じられる映画!
アン・ハサウェイロバート・デ・ニーロの顔やっと一致した。
「音楽家の引退は 自分の中に音楽が消えた時。私の中には まだ音楽があります」
「ハンカチは貸すためにある」

3月

『カノジョは嘘を愛しすぎている』
少女漫画が原作らしい。登場人物はサウンドクリエイター、歌手、バンドマンとか音楽関係なんだけど、話の流れのなかで決め手になるときだけ曲が使われているのが良い。
音楽のストリーミングサービスが当たり前になりつつある時代に、CDショップに行ったり、CDとヘッドフォンで音楽を聞いたりするシーンが印象的。
たまたまだけど、最近話題になった歌手/女優さんがこの映画のオーディションで受かってデビューしたらしい。吉沢亮さん若すぎてびっくりした。相変わらず顔が良い、が、正直印象薄くて、今みたいな人気を得たのって努力なのかと思うとすごい。三浦翔平さんの顔と名前が一致した、襟足が世代ドンピシャすぎて良い。


アニメ『その着せ替え人形は恋をする』
漫画を前にちょっと読んだことがあって、アニメ化してたんだ~と思いながら見た。オタクな自分をそのまま好きになってもらいたいっていう欲求を満たすのがうますぎるアニメだった。というか商業ってそういうものなのかも。


あとはみなきゃいけないe-learning を20時間分くらい見ました

12月1月の映画

前回間が空いてしまった分、今回はすぐの更新です!

12月

なし


1月

マトリックス』『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』
9:08 「起きてもまだ夢見てるような感覚あるか?」
サイバーパンクの金字塔。インセプション好きなら見るべきと言われていたけど、本当に見て良かった。すごすぎて1作目の後半何度も見ちゃった。1999年の作品とは思えない。SF、映像技術、哲学どれも楽しめる。
2作目、3作目は2003年に公開されたらしい。
そういえば当時、器械体操をやっていて「マトリックスをやる」という表現があった。当時なんのことかよくわかってなかったけれど、バックブリッジでバレットタイムを再現するということだったらしい。

*

そりゃあ更新もはやくできるよね。
12月何してた……? 1月も月末に一気見だったし、何してた……? 
本来だったら新年度始まってすぐにやるような手続きをしたり、生活に役立つ知識を貪ったりしていた気がする。
学生時代は、月に1回何も予定のない日があれば充分だったけれど、最近は週に2回は休まないとやっていけない社会人になってしまっている。
生産的なことをしていきたいけれど、受動的な趣味ってやっぱり楽だよね。
せめて、記録に残すくらいの生産性は保っておきたい。

10月11月の映画

1日で3本映画を観ることもあった10月でした。
映画とタイトルにいれつつ、ドラマもけっこう観ている気がしてきた。

10月

『竜とそばかすの姫』
配信やDVDではなく、映画館で観る価値があると聞いて。細田守監督作品は『時をかける少女』と『サマーウォーズ』が好きで何度も観てる。バーチャルワールド×美女と野獣ってかんじかな。


『007 カジノロワイヤル』
スパイ作品を楽しむには「ジェームズ·ボンド」は知っとかないと。それにしてもエヴァ·グリーン氏美人だったなあ。
ポーカー始めて良かったこと、洋画ではカジノが舞台になることがあって、ポーカーをする場面での駆け引きのスリルをより楽しめるようになったこと。


『アルゴ』
A2945 blood in serial breakfast
昔観た気がして、タイトル、領空境界での表情の変化、史実に基づいた映画であることを示すエンドロールだけを覚えていて、でも内容を思い出せなかったのでもう一度観た。やっぱおもしろかったから印象な残っていたんだなあ。混乱のイランから人質を映画作製クルーに仕立てて救出する物語。米国大使館占拠事件の終始緊迫した描写の中でも笑えるジョークが散りばめられていて最後まで引き込まれた。ベン·アフレック監督/製作/主演。アカデミー賞作品賞受賞。


リンカーン弁護士
1時間経過した当たりからがタイトルよりずっと面白い。お得意様のギャングからお金をふんだくって弁護することはあっても、無実を有罪にはしない弁護士の話。


『ビューティフル·マインド』
実在のノーベル賞受賞の数学者の半生を描いた作品。映画そのものや俳優さんたちもいろいろ賞とってる。医療や福祉に関わる人にとっても見るに値する、と思う。(「見るに値する」の後って名詞を置くべき、もしくは省略されてる? 言い切るなら「一見の価値あり」がいいかも、と書きながら思った)
ルームメイトがすごく親切だね。
敬意を示して万年筆を捧げる、ペン·セレモニーのシーンが感動的。


『ザ·ファブル』
SNSの漫画広告についてるコメントが、珍しく、広告に感謝するような高評価なものばかりだったので、漫画を一気読みし、映画まで見てしまった。強い岡田准一、が見られます。顔がほとんど見えてなくてもかっこよさでてる福士蒼汰さん。柳楽優弥さんはヤンキー役似合うねえ。冒頭のシーンは状況把握のためもあって、インパクトのあるオリジナルな映像。それ以外はかなり漫画に忠実。
広告で見たシーンは漫画の111話、112話あたりでした。


『22年目の告白-私が殺人犯です-』
ながら見。
連続殺人事件の犯人が時効成立後に罪を告白する話。藤原竜也の役はカリスマ性があるなあ。
小説が原作らしい。辻褄を考えたら小説のほうが面白いのかな。でも映像のインパクトや話題性を表現するには映画が映えるのかも。


『THE MENTALIST 』シリーズ
S1 Ep.2
10:16 「隠すことはない。食べ物は欲望と必要とを同時に満たす。」これ、すごくよくわかる。
24:13 「A sort of ……a bad temper pharmacist. 実際は短気な“クスリ売り”」

Ep.6 DUI 飲酒運転

Ep.14
11:40 「I want his name.せめて名前を(教えてほしい。)」「You can't have it.言えない(言えません。)」「Now are you sure agent Chou because I can make one phone call and your career is toast.私の電話一本で君のキャリアは終わるぞ(本気で言ってるのか。私の電話1本で君のキャリアは終わるんだぞ。)」「That's impressive. The best I can you would one call is pizza. すごい ピザの注文みたい(すごい。僕ができるのはピザの注文ぐらい。)」
toast:スラングでダメだ、おしまいだ、やばい
吹き替えの言い返し方キマってるなと思って字幕版よく聞いたらトーストからのピザ。

S2 Ep.3
40:55 「キスしてくれる? キレイだ」「あなたもよ 刑務所で可愛がられる」返しがクール
41:35「I'm sorry about I couldn't let you know the plan.話せなくて悪かったわ」「Couldn't? But you didn't.話す気 なかったろ」
42:00 サム·ボスコ「Now, Lisbon.おやすみ」ジェーン「Good night,Sam.おやすみ」ここ最初グッドナイトとは言ってないし返しもナッツムーって聞こえてなんやこれとなった

Ep.4 21:18 「She suddenly gets around.神出鬼没だ」
26:25「新鮮な空気を吸ってくる “殺人談義は天まで におう 人類最古の呪いがかかってる”」「シェイクスピア


11月

『バッドジーニアス』
タイ映画初めて観た。中国の集団カンニング事件が題材らしい。カンニングクライムエンターテイメント。手に汗握る展開だった。主人公横顔めっちゃきれいでスタイル良い。友達めっちゃかわいい。その彼氏(パット)のお金持ちの余裕感すごい。主人公(リン)とライバルの男の子(バンク)の関係性が絶妙で良い。
「主役級の4人は誰も2017年以前にはメジャー映画での主演経験がなかった」「これら4人の選考に至るには4回に渡る最終選考という長い時間がかかったというが、 それぞれの役柄にほぼ完璧にフィットしたという。特に彼(監督)が感銘したのは、撮影中彼らに即興劇を許可した時のことだという。  例えば、リンとバンクの関係の変化については台本に書かれていないし、 パットの売り込み口上はティーラドンのアドリブである。」Wikipediaより。
YouTubeモーツァルトの動画私も勉強に集中したい時流してるなあ。
タイもオーストラリアも行ったなあ。
時計をみている時の主人公リンのTシャツに書いてあった言葉は“Making It Happen”。


『9人の翻訳家』
フランス映画。世界同時発売に向け翻訳家を隔離して作業させたという実話をもとに作られた、原稿流出の犯人捜しミステリー。
「乾杯」「日本製プリンターの印刷速度は世界でも最高水準だ」


『BOOK SMART』
ガリ勉の女の子2人が高校生活最後にパーティーに参加して青春を取り戻そうとする話。 
登場人物みんなにいろんな背景や個性があって好き。
鮮やかでキラキラしていてドロドロもあってかわいくて楽しかった。